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社会福祉法人コスモスがめざすもの

国民の権利としての、社会福祉の進歩を築きます。
社会福祉の公的責任と市民の共同性を追求します。

理事長のつぶやき

「つなぐ」「つくる」「つたえる」コスモスへ!

2017.09.06

 前回、「コスモスは『つなぐ』『つくる』『つたえる』法人です」と紹介しました。

 社会福祉法人コスモスは昨年、設立20周年の節目を迎えましたが、じつはコスモスの歩みは、それからさらに30年さかのぼる歴史があります。

 1960年代後半、これを読んで下さる皆さんの中には「まだ生まれてもいない」と言う方もいるかもしれません。

 

 当時、「高度経済成長政策」の下、「金の卵」と銘うって地方の若い労働力が都会に集められていきました。全国で「公害」や「ぜんそく」が社会問題になっていました。一方で、良くも悪くも国民の中に「何かを始めよう」という意欲と行動力が満ちている時代でもありました。

 

 まず声を上げたのは働く母親たち。「ポストの数ほど保育所を」とわが子の発達と自らの働く権利とを掲げて、小さな文化住宅で共同保育所を始めました。

 障害当事者とその家族もさまざまな行動に立ち上がっていました。「障害が重いから学校にいけないなんておかしい」「働きたいんだ僕たちも」と不就学をなくす運動や共同作業所づくりの取り組みが全国に広がりました。

 

 あれから50年。大変な苦労をしながら創ってきたコスモスの事業は、今でも困っている者同士が手を「つなぎ」共同の場を「つくり」思いを「つたえて」続けてきた宝物のような取り組みです。

 冷たい風の吹き抜けるガレージや狭い文化住宅で始めた無認可の作業所や共同保育所の時代から今日までの歩みを振り返るとき、改めて、多くのみなさまのご支援・ご協力があって今日があることが思い返されます。そして、いまも仲間・子ども・家族・職員が、ともに手をつなぎ次の10年20年の新たな「ねがい」実現へ向けた歩みを続けています。