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社会福祉法人コスモスがめざすもの

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理事長のつぶやき

いのち優先の社会を作ろう。

2021.05.01

連日、オリンピック開会式まであと○○日の報道と新型コロナウイルスの感染者数と死亡者数が同等に流され、なんとも言えない気持ちになる。昨年オリンピックが延期となった時期の新型コロナウイルス感染症の陽性者数は東京で50人未満であった。どう考えても腑に落ちない。個人的には人命優先の結論を出してほしいと願っている。

 連日1,000人を超える大阪府の感染拡大は、いうまでもなく保健所・医療機関を疲弊させ、そのしわ寄せが医療を必要とする多くの府民を医療難民に追い込んでいる。

 入院先が見つからずに患者が救急車で長時間待たされるケースが相次いでいる。これに対し大阪府は待機ステーションを作りベッド数床と酸素吸入器を備え、救急救命士が常駐する態勢を敷くと聞いた。入院できず、ホテル療養もできず、自宅で過ごすしかない待機者であふれ、残念な死亡の報告も増えている。「放置され死亡!」と報道した記事もある。

 いのちの選別が始まっているのではないかと危惧している。現にやっと見つかった入院先から自らの命をありようを求められることが起きている「重症化してもうちの病院では対応できません、重症病院は一杯で転院もできません、それでも良ければ入院できます、どうされますか?」「延命治療をしないのであれば入院可能です。」など、耳を疑う事態だ。東京都のある区長は、人工呼吸器を用いた治療の優先順位をつける「トリアージガイドライン」を求めています。これは基礎疾患のある人や高齢者・障害者に対する命の選別につながる考えです。人が人の命の価値や人生を決めるなどあってはならないし断じて許してはなりません。私たちがそのような社会にしないよう不断の努力が求められています。

 全国、いや世界中のエッセンシャルワーカーは頑張っているし怒っている。どの人の命も大切、自分も同じ大切な命。あきらめないで、声をあげていこう。

 いのち優先の社会をみんなで作ろう。

理事長  墨 光子