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社会福祉法人コスモスがめざすもの

国民の権利としての、社会福祉の進歩を築きます。
社会福祉の公的責任と市民の共同性を追求します。

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理事長のつぶやき

すべて家族の責任?

2018.06.11

 また悲しい事件が起きてしまいました。

 東京都目黒区で5才の子どもが両親から虐待を受け、亡くなりました。

 かわいそうでなりません。悲しくて悲しくて、胸がつぶれそうです。

 マスコミは父親母親の非情な仕打ちを何度も取り上げます。

 「あんな親はブン殴ってやりたい」「同じ仕打ちを受けさせなきゃ分からない」確かに誰もがそんな思いになってしまう、やりきれない事件です。

 

 でも、「私たち」はそれでいいのでしょうか?少なくとも「社会福祉」の分野に関わる「私たち」は、この事件をそんな思いで受け止めるだけでいいのでしょうか?

 私たち自身も、悲惨な事件を「家族の責任」にしていないでしょうか?

 まだ背景はよくわからないけれど、報道では父は無職。東京には最近引っ越してきたばかり。周りに相談できる人はいなかったのでしょうか?両親は育ちの中で暴力や差別を受けてこなかったでしょうか?

 私たちの身近なところでも、寝屋川市や三田市で障害者監禁事件がおきました。逮捕された父親は「暴れて騒ぎ、近所から何度も苦情があった。迷惑になると思った」と語ったそうです。そんなとき相談できるところはなかったのでしょうか?

 福祉の制度を「自分で選ぶ」ようになって20年。日常生活の不安を聞いてくれる公的な窓口はなくなり「困っている人たち」の孤立化がすすんでいます。

 

 マスコミは家族の非情さに焦点を当て報道していますが、その背景にある「貧困」や「自己責任」を求める制度について踏み込む報道はほとんどありません。

 だから「社会福祉」の分野に働く「私たち」が「個人の責任」だけでなく「社会の役割」を発信し変革への一歩(ソーシャルアクション)を進めなければならないのではないでしょうか。

 

社会福祉法人コスモス

理事長 河野 直明