『コスモス杯』は1年に1回、6つの作業所が集まるソフトボール大会。

昨年は残念ながら雨のため、途中で大会が中止となり、この日のために練習してきたなかまも、一緒に頑張ってきた職員も悔しい気持ちでいっぱいでした。

今年こそ！！と思っていたところに、新型コロナが感染拡大し、大会開催も危ぶまれました。

しかし、旅行もなくなり祭りもなくなり、何とかコスモス杯だけは開催したいと、練習と共に準備をしてきました。

当日、天気予報は雨。

「今年も雨かなぁ？」と不安に思っていましたが、小雨があったものの何とか大会終了までもってくれました。

ほくぶは風の彩との合同チーム「Positiveほくぶ」で戦いました。

昨年のキャプテンの不安そうな表情に、今年のキャプテンが「絶対優勝や！」との力強い言葉。

その言葉に励まされてか、パッと表情が明るくなり、笑顔を見せてグラウンドへ出かけていきました。

昨年の悔しさがあってか「優勝や！絶対勝つぞ！」と道中のバスの中ではなかまの元気な声が響き渡りました。

やったな！先輩と後輩でたたえあいます。

結果、ほくぶと風の彩のなかまの大活躍で、見事優勝を果たすことができました！！

優勝したで！　大事そうにトロフィーを抱えるなかまと誇らしげに賞状を掲げるキャプテン

「優勝したで！！」と元気に作業所に戻ってきたなかまたちを、作業所で待っていた他のなかまや職員が、

「おめでとう！」「やったなー！」「最高や！」と口々に祝福の言葉で出迎えました。

コスモス内の仲間たちと一緒に汗を流し、声援し、喜び悔しがる仲間の姿に、スポーツっていいなぁ～と感じます。

新型コロナで、心が沈みがちになっていたなかまと職員に、大きな光を与えてくれました。