ふれあいの里かたくらの事務所カウンターにはチューリップが揺れています。3月ですね。

つい先日は節分の取り組みで大賑わい。今年の創作も力作で、2月のことですがどうしてもご紹介したくなりました。

右は「巻きずし」制作中。

そして春は3月弥生の節句。3月3日にはおいしい「ちらしずし」で季節を感じました。

食べ物ばかりで申し訳ありませんが、もう一つ。「陸前高田のわかめ」が届きました。

2022年9月30日・10月1日に行われた「第45回きょうされん大会」は東北・岩手で開催。「きょうされん」は私たちのような障害者の作業所をつなぐ全国組織です。年に一度、開催地を変え、全国の仲間（私たちは利用者を「仲間」と呼びます）・職員・関係者が集う大会が開かれます。ここ数年は中止やオンライン。今年は岩手の大会にぜひ参加しようと、かたくらからは仲間1名とと職員2名が参加しました。久しぶりの参加、それも遠方とあって、参加する方も見送る方もドキドキ。東北のこと、岩手のこと、震災のことをたくさん学んだ大会になりました。

そして2月半ば。ずっしり重い「塩蔵生ワカメ」が届きました。岩手県陸前高田市様より、参加者のみなさまへ御礼の品を送りたいと申し出があり、「全国きょうされん」から大会参加施設へ送ってくださった、とのこと。こんなことは初めてでびっくり！同時にぎりぎりまで現地開催にこだわった岩手のみなさんの熱い思いと重みを感じました。

参加した仲間と職員が厨房に運び、「ワカメご飯にしてください！」とリクエスト。それが昨日のメニューです。

肉厚のしっかりワカメ。おいしく頂きました。沢山のワカメはこのほか、あえ物や酢の物でも大活躍。

陸前高田の皆さん、きょうされんの皆さん、本当にありがとうございました！いつかまたお会いしましょう!!

3月11日を目前にして、大阪より。